痔を治すための薬は、薬局で簡単に購入することができます。
また、病院で診察してもらい、処方してもらう場合もありますよね。

痔の薬は、大きく分けると3つのタイプに分かれます。

・坐薬

坐薬とは、肛門内に直接注入して使うタイプの薬です。

肛門内に挿入する必要があるので挿入するのに手間取ることがあり、
またトイレなど使う場所を選ぶ必要があるのが難点ですが、
肛門内部に出来た内痔核に対して高い効果を発揮してくれます。

ただし、座薬は内痔核には有効であっても外痔核や肛門の痔には効果があまりないので、
薬局などで購入する場合は自分が内痔核だとわかっている時だけになるでしょう。

・内服薬

飲み薬タイプの薬は、即効性という点では座薬などの薬に比べて劣る面があります。
特に市販のものは他のタイプの薬と比べて効果が薄めになりがちです。

しかし、内痔核にも外痔核にも万遍なく効果が行き渡るので、
広い範囲に痔の症状があって辛いという場合には効果があるでしょう。

・外用薬

外用薬は、軟膏やクリームなど患部に直接塗ることで高い効果を発揮します。
また、患部に塗る以外にも肛門内に注入するタイプのものもあり、
いずれにしても高い効果を発揮します。
特に、肛門外や肛門周辺の痔に対して有効とされています。

・注意したいこと
痔に使われる薬は、痔の症状を和らげるものであって、
痔を根本から治す薬ではありません。

そもそも、痔は生活習慣によるものであるケースが多いので、
生活習慣を治さない限りは再発します。
ですので、痔の治療は薬で症状を抑えつつ、
生活習慣を改善していくというものになります。

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