■どんな食生活だと症状が重くなるの?

『イライラ、怒りやすさ、乳房のはり』といった、PMSの症状が重い人と軽い人の間で食生活を比べた調査があります。
結果、栄養バランスを考えていて、食事の時に【主食】【主菜】【副菜】を食べる食生活をしている人では、生理前のイライラが少ないという結果が出ました。
 
最近では『炭水化物ダイエット』など、炭水化物を極端に制限するダイエット法もありますが、炭水化物もPMSを緩和して、精神的な安定に役立つという報告もありますので偏ったダイエットもほどほどに・・・
PMSの症状の緩和には【ビタミン】【ミネラル】の摂取が効果的といわれています。
 
バランスの良い食生活だとこういった成分も摂りやすいですよね。
まず、PMSの改善はバランスの良い食生活から!ですね。
 
 
■食事の回数も関係あり!? 少量の食事を頻回に!!
「生理前は、なぜか異様に食欲がアップしちゃう・・・」という方、意外といらっしゃいますよね。
生理前は、ホルモンバランスの急激な変化に体が対応できなくなるからとか、食欲抑制作用のあるセロトニンが減るからとか色々な説がありますが、とにかく、食欲の異様な亢進を防ぐためには『血糖値をできる限り一定に保つこと』が大事です!
具体的には1回の食事量を減らして、食事回数を5~6回に増やしてみましょう。
 
【お芋】や【精製していない玄米】【おそば】【全粒粉パン】などかオススメ。
逆に【白砂糖】や【甘いジュース】などは、すぐに血糖値を上げますが、その後すぐに低下させてしまって、かえって疲労感や憂鬱を引き起こしてしまうのでNGです。
 
どうしても甘いものが食べたくなったら、血糖値の変動の幅が少ない果物などにしましょうね。
ただし、食事回数を増やしても全体のカロリーは増やさないように気をつけて下さい。