腕を上げようとしても、腕が上がらない。
それが50代以降に起きる、五十肩の主な症状です。

腕が上がらないと、日常生活を送るのにとても不便です。

まず服を着るだけでも恐ろしく時間がかかりますし、
電車に乗っても吊り革を掴むことができません。

今まで当たり前にできていたことが
できなくなってしまうのは、もどかしいですよね。

五十肩はどうすれば治るのでしょうか?

●五十肩の治療

五十肩の治療には体操が最も効果的です。

しかし、腕を動かすだけで激痛が伴う五十肩ですから、
そのままの状態ではとても体操なんてできません。

そこで、痛みと炎症を抑える薬を服用しながら体操をして、
徐々に五十肩の痛みを和らげていくのがいいでしょう。

●五十肩の体操

五十肩の体操には色々なものがありますが、
今回はその中のひとつをご紹介します。

1、机などに手をついて前屈みになります
2、五十肩の方の腕で円を描きます
3、右回し、左回し、両方やります

この体操であれば、
肩の痛みが激しい人でも無理なくできるのでオススメです。

体操をやるときは筋肉などを痛めてしまわないように、
携帯型のカイロなどで肩を温めて
血行を良くしながら行ないましょう。

また、体操のしすぎは良くありません。
運動をしすぎると炎症がひどくなったり、
筋肉や腱を痛めたりしてしまいます。

治すはずが痛めてしまった、、、
これでは逆効果です。

この体操は、最低でも半年続けたいところです。
長期に渡る取り組みになるので、
焦らずに前向きに取り組むことが大切ですよ。