ゴルフの練習場でスイングをしたその瞬間、
肩に激痛が…。

洗濯物を取り込もうとして、手を伸ばした瞬間、
肩からしびれるような痛みが、、、

五十肩はこのようにある日突然発症し、
それから肩を上げるのが痛くて上げられなくなってしまいます。

「突然なるなんて、怖い、、、」

そうですね。
いつ起きるかわかりませんから、
50代の人も、まだ30代、40代の人であっても
今のうちに五十肩について知っておいた方が
いいかもしれません。

●五十肩とは

五十肩は、不思議なことに10~30代の人には発症せず、
40代後半から60代の人に発症する症状です。

発症する割合は、100人中2~5人だと言われています。
この数字だけみると

「五十肩って珍しい病気なの?」

と思うかもしれませんが
決してそんなことはありません。
どちらかというとポピュラーな病気です。

周りに50代・60代の方がいらっしゃったら、
話を聞いてみてください。
意外と多くの方が五十肩を経験していることに驚きます。

もし、アナタが50代であるなら
用心するにこしたことはないでしょう。

●五十肩の症状

五十肩の主な症状は、肩から腕にかけての痛みです。
そのため腕が上がらなくなったり、
捻ったりすることができなくなってしまいます。

「服が着られない」
「高いところの物が取れない」

など、日常生活に支障を来たすケースも多いです。

この痛みは左右同時に起こることはほとんどなく、
左右どちらかの肩に発症します。
ただ、稀な症例として時期がちょっとズレて
左右発症するケースもあるようです。

「突然肩が痛くなった。もしかしたら五十肩かも…」

と不安な人は、まず腕を動かしてみてください。

上げたり捻ったり、
ひと通り動かせるようであれば、まず大丈夫でしょう。

逆に、どうがんばっても腕を上げられなかった人は
五十肩かもしれません。
この場合は、専門医に診てもらい
適切な治療を受けるようにしましょう。