既婚者の方の話でよく聞くのが、
子作りをしようとしたタイミングで子宮筋腫が見つかった、
というお話。
自分の体調を気にする時期でもあり、
産婦人科で診察を受けて発見することが多いようです。

子宮筋腫の大きさや位置によっては、
手術をしないで妊娠・出産をされる方もいらっしゃいますが、
子宮筋腫がかなり巨大なために手術をしてから
子作りをされる方もいらっしゃいます。

特にある程度年齢の高い方が子作りをしようと考える場合、
今すぐにでもお子さんを、と焦ってしまう場合もあるようです。

ここでは、子宮筋腫の手術後の妊娠・出産について、いくつかのケースをご紹介します。

一人目を妊娠した時に5センチほどの筋腫があるのを発見、そのまま出産をし、
二人目がなかなか出来ず検査をしたところ、筋腫が12センチに肥大化していた為手術をし、
手術後に妊娠解禁となった直ぐ後に妊娠したというケース。

37歳で子宮筋腫の開腹手術を受け、2~5センチの筋腫をいくつも摘出し、
その後妊娠し、帝王切開にて出産したというケース。

35歳の時に全摘出手術を医師から勧められたが、
子宮を温存する形で手術を行ない、大小17個の筋腫を摘出、
その2年後妊娠、帝王切開にて出産というケース。

核摘出手術を受けるとハイリスク出産扱いとなり、
設備のある病院でしか出産が出来ず、帝王切開になる事が多いです。
そのため、産科探しが課題のひとつになる、という事があります。
しかし、設備の整った病院での出産なので逆に安心、という考え方も。

いずれにしても、子宮筋腫を巡っては様々なケースがありますが、
手術後の妊娠にはそんなに不安を抱かなくても大丈夫なようです。
術後の妊娠は、症状にもよりますが1ヶ月から3ヶ月程度で解禁になるようです。