女性特有の病気、子宮筋腫。
貴女は子宮筋腫についてどれぐらいご存知でしょうか。

「そもそも病名すら聞いたことがない」

という方は、注意したほうがいいですよ。

子宮筋腫は、女性なら誰でも罹る可能性のある病気。
自覚症状がほとんどありません。
健康診断で発見できる場合はいいのですが、
症状が悪化してから発覚する方もいます。
ですから、普段の貴女の健康状態を見ながら
子宮筋腫に関する症状が出ていないかどうかをチェックすることが
早期発見につながります。

●貧血を甘くみてはいけません!

貴女は最近、貧血気味ではありませんか?

子宮筋腫の主な症状には
・生理出血量が増える
・生理痛がひどくなる
などがあります。
大量に出血すれば頻繁に貧血を起こすことになります。

「たかが貧血」

と深刻に捉えられないかもしれませんね。

でも、この症状がとても怖いんです。
たかが貧血、と本人もまわりもあまり気にせず
そのまま生活をおいてしまうことがとても多いんです。

放置してしまうことで子宮筋腫の症状が悪化して、
発見したときには大変なことになっていた、なんて
ことになってしまうんです。

大量に出血をすると、貧血だけでなく
出血性ショックも引き起こしてしまう場合があります。

●貧血が悪化すると臓器も悪くなる

子宮筋腫が原因で起きる貧血。
女性は生理があるから、貧血気味になるのは仕方ないですね。
でも、貧血を当たり前だと思って

「これくらいなら大丈夫」

と放っておくと…
貧血になると先にあげた出血性ショック以外にも
臓器に大きな負担をかけてしまうことがあります。

「どうして臓器まで悪くなっちゃうの?」

貧血によって少なくなってしまった血液を
体にちゃんと回そうとすると、
心臓がその分速く動くからです。

このように心臓に負担をかけてしまうと
最悪の場合心臓が肥大化してしまうこともあります。

たかが貧血。
でも、その貧血の症状こそが体からのSOSかもしれません。

貧血を軽くみないで、
生理のときにいつもより出血量が多かったり
頻繁に貧血を起こすようになったら、
必ず専門医に診てもらいましょう。