●γ-リノレン酸

PMS(月経前症候群)の女性の血中には、γ-リノレン酸が少ないといわれています。
γ-リノレン酸は、脂肪酸の一種。
必須脂肪酸のリノール酸から作られます。

γ-リノレン酸は、プロスタグランジンE1という体内の調節物質のもとになるので、これが不足するとイライラが増えてしまうのでは?!といわれています。
ワカメなどの【海藻】【うなぎ】【卵黄】【ヒジキ】【月見草オイル】などに多く含まれています。

●テアニン

お茶に多く含まれるアミノ酸の一種です。
よく「お茶を飲んでほっとする」と言いますよね。
これは、お茶に含まれるテアニンにリラックス作用があるから、といわれています。
PMS(月経前症候群)のイライラにも効果的というお話もあり、試してみる価値あり?!かも。
ただし、お茶には【カフェイン】も結構含まれていますので、ほどほどに・・・・。

●ビタミンB6

ビタミンB6は、たんぱく質や脂質の代謝、セロトニンなどの神経伝達物質の合成に必要なビタミンです。
ビタミンB6を多くとることが、PMS(月経前症候群)の緩和に役立つと報告されています。
ビタミンB6を多く含む食べ物としては【豚肉】【大豆】【にんにくの茎】【小麦胚芽】【玄米】【いわし】【かつお】【さば】などです。

●カルシウム

カルシウムとマグネシウムのサプリが、症状軽減に効果があるという報告もあります。
カルシウムは【チーズ】【ごま】【アーモンド】【大豆】【小魚】などに多く含まれます。
こういった食事に気をつけることで、かなりの女性のPMS(月経前症候群)症状が改善されるといわれていますが、全員に効果的ではないのもホントのお話。

自分にあったものを見つけて下さいね。