顎関節症でお悩みの方でも、自宅で簡単にできるセルフケア法があります。

ちょっとした運動で顎の関節の歪み、痛みを解消してみましょう!

1)首の緊張やアンバランスを整えます

姿勢が崩れると、頚椎(首の骨)や、頭と首の間が詰まって血管を圧迫し、
さらに筋肉が緊張して、顎関節が動かなくなり歪みを起こします。
ですから、首をぐるりと回して整えます。
左右ともに、5回ずつ回して下さい。

2)顎関節をゆっくりと動かして、歪みを取り除いていきます
かたつむりの動きのように、ゆっくりと下顎を左右に動かします。
左右へ各3回ずつ。痛みを感じない程度で行なってください。

3)顎の動きを意識しながら、正しく開閉できるように矯正します
小指球を顎関節(口を開けた時に動く、またはカクッという場所)に当てながら、
口をゆっくりと開閉します。
顎が左右に揺れないよう、小指で支えながら5回程度行ないます。

4)顎の歪みによって、緊張した筋肉をもみほぐしていきます
顎の歪みや強い噛み締めによって、緊張している筋肉をほぐします。
顎の骨の端のやや後ろ、耳たぶのすぐ下の筋肉
(噛み絞めが強い人は、触ると痛みを感じる場合)を、
親指でグリグリと、もみほぐしましょう。

毎日続けることが大切。
セルフケアで、顎関節症の痛みを和らげていきましょう。