腰痛の原因は色々あり、
それによって治療法や対策・予防法も違ってきます。

基本としては、あまり負担を掛けずに腰をいたわることが大事です。

●筋肉の疲労による腰痛

歩いたり物を持ったりなどの一体の行動で腰が痛みだし、
じっとして安静にしていると痛みがおさまるという場合。
この場合は、骨盤などの骨や腹筋などの筋肉が腰痛の原因のことが多く、
腰痛のほとんどがこれに当てはまります。

筋肉の疲労などによって体を支える力が弱まっているのにも関わらず、
それでも体を曲げたり伸ばしたりなどの負担をかけるので、
筋肉に疲労が溜まり、その負担を受け止めきれずに
腰にまで負担をかけてしまっている可能性が高いです。

この場合には、まず無理をせず安静にして疲労を取りましょう。
それと同時に湿布などをはって、腰痛の回復を高めます。

●内臓疾患による腰痛

安静にしていても、腰が痛い場合や血尿や腹痛もある場合は、
内臓のトラブルが原因で腰痛になっている可能性があります。

腰痛の原因となる内臓の病気としては、【胃】【腎臓】【脾臓】などの炎症や、
【尿路結石】【腹部大動脈瘤】【子宮内膜症】、腹部や腰部の【腫瘍】など
様々な原因があります。

この場合の腰痛の治療法としては、その腰痛を引き起こしている
内臓の疾患を治療することが最重要です。

湿布などでごまかしたりせずに、まずは病院で受診するようにします。
腰痛があるのに無理は禁物ですよ!

●骨のゆがみによる腰痛

人間を支えてくれる大事な背骨。
その中でも、腰の近くにある部分を、腰椎と呼びます。

通常、人が立っているためには、背骨が体の上半身を支える必要があり、
その支えている負荷の多くが腰椎にかかってきています。
そのため、腰椎が傷つく確率は非常に高く、
これも腰痛の原因としてあげられます。

背骨も体を支える重要な腰ですが、背骨も年齢を重ねるとともに歪みが生じたり、
普段からの仕事によって歪みができてしまう場合があり、
これが腰痛につながる可能性があります。