子宮筋腫にはできる部分によって
3つのタイプがあるということ、ご存じですか?

タイプによって筋腫の大きさも症状も違ってきます。
こういう情報は、日常生活をおくっているだけでは
あまり知る機会ってありませんよね。

でも、子宮筋腫というのは、
30歳以上の女性の3割程がもっていると言われる、
とっても身近な病気なんです。

子宮筋腫について、女性であれば知っていて損はありません。
むしろ、知っておきたい情報なんです。

子宮筋腫のことを知っていれば、自分の症状を見て

「もしかしたら…」

と疑うこともできますし、早期発見に繋がりますよね!

では、3つのタイプの子宮筋腫について見ていきましょう。

●漿膜(しょうまく)下筋腫

子宮の外側を覆う、漿膜の下にできる筋腫です。
子宮の表側にコブのようにできるものや、
まるでキノコのような形でできるものがあります。

自覚症状がないので、筋腫が大きくなるまで
発見されないケースが多いようです。

・筋層内筋腫

子宮の筋層にできます。
子宮筋腫のタイプの多くがこの筋層内筋腫だと言われています。
筋腫の大きさは様々ですが、一般的には複数個できることが多いです。

・粘膜下筋腫

子宮の内側を覆う粘膜の下にできます。
子宮筋腫の中では一番怖いタイプだと言われています。
何故怖いかというと、筋腫の大きさに関わらず
症状がとても激しいケースが多いからです。

自覚症状がなく、いつの間にか悪化していた、
というのは怖いですよね。
さらに言えば、粘膜下筋腫のように日常生活に
支障がでる程の症状に悩まされるのも辛いですね。

もしも、生理のときの出血量が普段より多くなったり
痛みの程度が普段の痛みと違うというようなことがあれば、
早めにお医者さんに行きましょう。

些細なことであっても、自分の体の異変に
気づく事で症状の悪化を防ぐことができるはずですよ。