子宮筋腫が不妊の原因になる、という話を聞いたことがあります。
子宮筋腫の症状が軽い方でも、不妊の検査をしてみて原因らしい原因が見つからないと
子宮筋腫が不妊の原因だと指摘される場合があるようです。

■子宮筋腫が不妊の原因と言われる理由

子宮筋腫が不妊の原因である、と言われるのには、理由があります。
子宮筋腫ができると子宮は大きくなり、子宮がデコボコになる為、
受精卵が着床しにくくなるから、というのが理由です。

粘膜下筋腫(筋腫のコブが子宮内腔にある)の場合、
子宮内に避妊リングを入れているのと同じような状態になる為、
妊娠するための条件が更に厳しくなります。
また、せっかく着床しても子宮が硬く収縮しやすい為、
知らないうちに流産してしまう場合があるようです。

子宮筋腫がある方で、他に不妊の原因がはっきりしない、
繰り返し流産になってしまうというような方の場合、
筋腫を取り除く手術を受ける事で妊娠した、という
話をされる方も多いようです。

子宮筋腫があるからといって、必ず不妊になるわけではありません。
筋腫をもったまま妊娠される方もいらっしゃいます。

子宮筋腫があるからといって妊娠を諦める必要はないという事です。

ただし、子宮筋腫の場所によっては胎児の育成や出産時に影響が出る
場合があるので、定期的に子宮の状態を確認していく必要があります。